こんにちは。もるこ(@morumoruco91)です。
先日我が家に、モルモットの赤ちゃんが誕生しました!
産まれたベビちゃんとともに、モルモットの赤ちゃんについて簡単ご紹介します。
モルモットの妊娠
モルモットの成長は早く、
- オス♂…生後約5~10週(約1ヵ月~2ヵ月強)
- メス♀…生後約4~6週(1ヵ月~1ヵ月半)
ほどで成熟し、メスは妊娠が可能になります。
またメスの初産は、生後6ヵ月までに終えなければ難産になるリスクが高まります。
これは生後5ヵ月頃から産道に関わる恥骨という骨がくっつき始めて、生後10ヵ月頃には完全結合することが関係しています。
恥骨が融合してから妊娠・出産した場合、出産時に産道がなかなか開かず、赤ちゃんが通り抜けることが困難になり、最悪の場合、母子ともに命を落とす可能性があるためです。
ただし、早ければいいということでもありません。
メスがあまりにも若く、体が成長しないうちは、繁殖そのものにリスクがあります。
メスの体重が500gを超え、ある程度体が大きくなってから繁殖させるようにしましょう。
また出産の時期は、真夏と真冬は避け、春か秋が好ましいでしょう。
うちの母モルの場合、生後4ヵ月強で出産しました。
また母モルは8月末に産まれたばかりで、上記のように「生後6ヵ月まで」を第一に考えたため、1月の出産となりました。
しかしケージの下には広めにカーペットを敷くなど、寒くならないように工夫しています
モルモットの赤ちゃんの体重
モルモットは一度の出産で平均2~4匹の赤ちゃんを産みます。
私も出産前は母モルの体の大きさなどをみて「2匹くらいはいるかなー?」と思っていました。
出産当日も1匹目が産まれ、その後も産まれると思い、しばらくカメラを構えていました。
が!
今回の妊娠では1匹のみの出産でした!(笑)
↑生後すぐの様子。母モルがずっと赤ちゃんをなめているのがわかりますね。
その後は母モルモットを追って前足だけで進んでいます。
↑生後、数分経ってからの様子。寝床から明るいところへよちよち歩いてきました。
通常、生後1時間ほどで歩き始めるようですが、5分後くらいにはなんとか歩いていました。
モルモットの赤ちゃんの体重は、45~115gくらいが平均といわれています。
一度に産まれる赤ちゃんの数が多ければ軽く、少なければ重めに産まれます。
うちのベビちゃんは、1匹だったこともあり、123.3gありました!!
Twitterでも「大きいんですね!」というコメントをいくつもいただきました(笑)
モルモットの赤ちゃんの食事
モルモットの赤ちゃんは、基本的に母乳を飲んで生活します。
母親のモルモットから、出産後48時間ほどは赤ちゃんに抗体を与える「初乳」が分泌され、
その後はしばらくの間、母乳が出るようになります。
モルモットは約1ヵ月ほどは母親と赤ちゃんを一緒のケージに入れて生活させましょう。
また、やわらかくふやかしたペレットも与えることができます。
出産後、ペレットをお湯でふやかしてあげましたが、あまり食べる気配がなく…
うちのベビちゃんは、チモシー(牧草)もペレットも生後すぐ食べていました……!
もしかしたら、123.3gと大きめで産まれたため、歯や体が通常よりは胎内で育ってたのかもしれません
モルモットの初産は生後6ヵ月まで!
出産は命がけの行為です。最悪の場合、母子ともに命を落とす危険性があります。
出産する場合には生後6ヵ月までに済ませ、できるだけリスクを少なくし、母子ともに健康に出産を終えられる環境を整えましょう。