仮想通貨の教科書

仮想通貨とFXはどちらが儲かる?株とFXとの違いも解説!

こんにちは、もるこです。
皆さんは、仮想通貨・株・FXの違いを知っていますか?
また仮想通貨とFXならどちらが儲かるでしょうか?
それぞれの違いや仮想通貨の種類、ボラティリティ(価格変動率)などをご説明します。

仮想通貨(暗号資産)とFX(為替取引)と株の違い

この記事では、仮想通貨(暗号資産)を始めたい一方、仮想通貨が分からなくて始められない方を対象に書きました。
仮想通貨の比較対象として、FX(為替取引)と株も例に出して、説明をします。
仮想通貨は怖いイメージがありますが、本質的な違いを知り、仮想通貨がどういったものかをイメージして頂けますと幸いです。
※仮想通貨の名称は正式には暗号資産に変更されていますが、仮想通貨という名称で浸透していますので、本記事では暗号資産ではなく、仮想通貨と記載します。
※仮想通貨には現在1万種類以上あります。本記事では仮想通貨と記載していますが、最もメジャーであるビットコインに置き換えて頂けるとイメージがつきやすいかもしれません。

FX(為替取引)、株と比較した仮想通貨(暗号資産)の位置づけは?

国ごとに大きく異なります。
日本の場合、仮想通貨は法定通貨や証券としては認められておらず、海外FXと同じで利益を出した場合は「雑所得」に該当し、「総合課税」として計上が必要です(2024/9時点)。給与所得とも合算が必要となり、最大55%の税率がかかります。
海外FXと仮想通貨は同じ枠組みですので、海外FXでの損益と仮想通貨の損益は相殺して計上が可能です。収益合計がマイナスとなった場合は、次年度への持ち越しは出来ません。
一方、国内FXや株は、申告分離課税で一律約20%となります。収益合計がマイナスとなった場合は、損失の繰越控除を行えば、最大3年間の損失を繰越可能です。
海外では、ドバイ・シンガポールは無税、マレーシアは最大30%といった風に様々です。米国では、仮想通貨の内、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)は上場投資信託(ETF)として、金・銀と同じように金融商品に承認されました。また、エルサルバドルでは、ビットコインを国の法定通貨として使用しています。

仮想通貨とfx どちらが 儲かる

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仮想通貨はなぜがボラティリティ(価格変動率)高い?

仮想通貨は、ボラティリティ(価格変動率)が高いから危ないと考えている方もいます。では、なぜ仮想通貨はボラティリティ(価格変動率)が高いのでしょうか?
実はその答えは物凄く単純です。「総資産」が少ないからです。
「総資産」が少ないと聞いても、なんの事やら分からないという方も多いと思いますので、例を出しながら、掘り下げてご説明します。

富豪と庶民の友達がコイン投げの運試しゲームをするとします。
富豪の人の資産は10億円、庶民の人の資産は100万円の所持金を持っています。
コインを投げ、表なら富豪に1万円、裏なら庶民に1万円が入ります。表が出る事に富豪はにこやかになり、一般庶民はガッツポーズをして喜びます。
10回コインを投げるとちょうど5回ずつ表と裏が出ました。
富豪の総資産は100億5万円、庶民の総資産は105万円です。これをボラリティを使って話すとすると、庶民の方がボラリティがずっと高いです。
富豪のボラリティは100%-10億÷10億5万×100%=0.001%
庶民のボランティは100%-100万÷105万×100%=4.762%
つまり、富豪からすると5万円増えたからと言って、それは総資産の0.001%の増加であり、増えた実感も湧きません。一方で、庶民からすると5万円増えると、それは総資産の約5%の増加になり、増えたと言えます。
この0.001%や4.762%というのがボラティリティ(価格変動率)に当たります。
一言で言うと、ボラリティは総資産(全体の資産)に対する増減率(資産の変化割合)です。
仮想通貨は総資産がそもそも低いので、ボラリティが高いです。

仮想通貨は何種類ある?

2024/9時点で数万種類あると言われ、コインゲッコーやコインマーケットキャプと呼ばれるサイトで多くのコイン情報が確認出来ます。コインゲッコーでは1.4万コイン以上を追跡しています。その中には、作られたものの価値を持たないコインも多く、人気が出るコインはその中のひと握りです。

コインゲッコー
https://www.coingecko.com/ja
コインマーケットキャプ
https://coinmarketcap.com

国内取引所では、bitbankやGMOコイン、Coincheckなど29社で取扱があります。2024/9時点でbitbankでは38種類、GMOコインでは、26種類、Coincheckでは29種類を取り扱っており、取引所毎に取扱うコインが異なります。
海外取引所では、BINANCEやBYBIT、MEXCなど100社以上が存在し、2024/9時点でBINANCEは300種類以上、BYBITは1400種類以上、MEXCは1600種類以上の取扱があります。
※BINANCEは利用ユーザーが1000万人を超える、世界一の取引高を誇る取引所ですが、日本の金融庁から警告を受け、日本居住者は利用禁止になっています。
国内取引所や海外取引所は企業や組織が管理した取引所であり、中央集権型取引所(CEX:Centralized Exchange)と呼ばれます。
仮想通貨では、CEXの他に、銀行や証券会社といった企業や組織が管理しない取引所として、分散型取引所(DEX:Decentralized Exchanges)があります。
CEXとDEXの違いや、おすすめのCEX、DEXについては別章でご説明しますが、DEXでは取引に企業などの仲介がなく、ユーザー同士が直接やりとりができる無人交換所です。
DEXで有名な交換所としては、ユニスワップやパンケーキスワップがあり、ユニスワップでは1500種類以上の取扱があります。

まとめ